ひとつの求人からばんまの世界へ。 「不安より好奇心の方が大きかった」厩舎付きの北村さんを惹きつけたばんえい競馬の魅力 – 北海道Likers

ばんえい競馬は、1トンのソリを引く馬の力強さと速さを競います。 北海道・帯広で開催されるばんえい競馬を支える仕事は、世界でたったひとつ。 厩舎は競走馬を毎日調教し、競走馬に最も近い存在です。

今回は、2018年にデビューしたコマさんブラック(一代目)と、優勝したコマさんダイヤ(二代目)の弟※であるコマサンタカラを担当する金田部屋の北村祐馬さんにお話を伺います。等級賞。 私は尋ねた。

※父と母は同じ兄弟です

北村悠馬(きたむら かずま)。 1994年生まれ。秋田県生まれ。 金田部屋に所属。 彼は 6 年間厩務員でした。 使用馬はマサタカラ、コマサンタカラ、サクラジョージ、ブルースカイ。

ばんえい競馬の未来をつくる人たち

飛び込みたくなる楽しさがあった

北村さん

このインタビューはオンラインで行われました。 出典:北海道Likers

北海道Likersライター立川:ばんえい競馬で新郎として働こうと思ったきっかけは?

北村さん:求人を見て応募したことがきっかけです。 もともと地元で働いていたのですが、求人票で生活しながら働ける環境に魅力を感じ、連絡を取り、1週間体験させていただくことになりました。 実は、ばんえい競馬はそこに行くまで見たことがありませんでした。 サラブレッド競馬と同じだろうと思っていたので、ソリを引くとビックリ。

ばんえい競馬の厩舎は知人からの紹介がほとんどで、個性的だと言われています。 最初はこのような環境に慣れるかどうか戸惑いましたが、1週間の経験で不安よりも楽しみが増えたので、思い切り飛び込みました。

立川:入社前は馬に触ったことはありますか?

厩舎で働く

狛サンタカラと厩舎にて 出典:十勝ばんえい

北村さん:厩舎に来て初めて馬に触れ、一から勉強しました。 ここに来て、本当に大変でした。 怪我は軽度から重度まで、ほぼ毎年のように発生します。 最悪だったのは最初の年で、小さな怪我がたくさんありました。 主な怪我は、2歳のテスト馬が頭から落ちて鎖骨を骨折し、頭を10針縫ったときに背中に侵入した. 穏やかそうに見える馬でもいきなり走ってしまうので、2歳の馬は本当に大変です。 でも記憶がなかったので、トラウマにはなりませんでした。 私が聞いたところによると、彼は重傷を負ったようです。 唯一の救いは記憶がないことで、記憶がなかったらきっと今ここにいないと思います(笑)。

立川:当日の予定を教えてください。

北村さん:金田部屋では、冬は5時から5時半の間に起きて運動させています。 担当馬が運動をしている間に、屋台の掃除や馬の入れ替えを行います。 すべての運動が終わった後、私は馬が食べられるように草を詰め、ネクタイのストールを掃除します.



伸びしろのある馬をサポート

立川:担当馬の中で好きな馬はいますか?

マサタカラ

気さくなマサタカラ 出典:十勝ばんえい

北村さん:「2つのタカラ」、マサタカラとコマサンタカラ! 成長の余地はありますので、どうぞよろしくお願いいたします。 どちらの馬も人に慣れていて、甘やかされています。 マサタカラは特にかわいいのですが、甘すぎて噛むこともあります。 でも、馬の体当たりみたいで、すごく人慣れしてます。

コマ・サンタ・カラ

コマサンカラの成長も期待 出典:十勝ばんえい

コマサンカラも人に慣れていますが、とても敏感で音に反応し、レース前に触れるだけでも筋肉がこわばります。 スタートゲートに入るまではとても静かなのですが、ゲートが閉まる瞬間はガチガチになります。 門に入ると花婿の私にできることは宥めるしかないので馬に任せる。 馬は賢いので、走り方を知っています。 まだ若い馬なので、1年くらいで他の馬と同じように慣れると思います。 コマサンタンカラは、コマサンブラック、コマサンディアの兄弟姉妹と並ぶ3代目で、とても良い血統です。

立川:この2頭は11月19日に行われた「摩周湖スペシャル」で1位と2位でした。 担当者としてどのように感じますか?

摩周湖スペシャルレース

「摩周湖スペシャル」レース出典:ばんえい十勝

北村:実はその時は2位のコマサンタカラを応援していたんです。 コマサンタカラが勝てば、1月3日の等級賞「天満賞(BG1)」に出場できるのではないかと思っていました。 残念ながら2位だったので、ちょっと大変でしたね… マサタカラが勝てたのは嬉しいけど、コマサンタカラに「天満賞(BG1)」を取ってもらいたかった。 嬉しいのですが、複雑な気持ちです。

立川:あなたが所属する金田部屋の魅力は?

北村:最近は若い方が魅力的です。 厩舎兵8人のうち、金田俊樹騎手明るく元気な19~23歳の若者が6名。 それに、今の若者はみんな馬の扱いにセンスがある。 金田俊樹騎手も最初からセンス抜群でした。 騎手を目指している子もいます。 厩舎の仕事も大変なので、バランスをとりながら頑張ってほしいです。

立川:北村さんが大変だと思うことはありますか?

北村氏:レース当日は大変です。 冬は夏よりも早くレースが始まるし、朝の体操のあとすぐに体調を整えないといけないので、休む時間がなくて大変です。 また、以前はグルーマーが3人しかいなかったので、1人で6頭の馬の世話をするのは大変でした。 今は若い人も多く、厩舎も多いので、分担しながら調整しています。

海外に届けたい魅力がある

マサタカラとコマサンタカラ

マサタカラ(左)とコマサンタカラ(左)出典:十勝ばんえい

立川:今後の目標や夢は?

北村氏:今後担当する馬も含めて、自分の馬で重賞を制する馬を作ることが目標です。 そんな馬の育成に2歳から関わりたいと思っています。

立川:ばんえい競馬を見たことのない北村さんにとって、ばんえい競馬の魅力は何だと思いますか?

北村氏:サラブレッド競馬と違って、馬の速さではなく力強さがわかります。 重いソリを引いてゴールする馬は、体によって筋肉の使い方が異なります。 ボディビルと同じように、こだわる人にはたまらない魅力があると思います。 速いのもいいけど、しっかりしてるのもいいなと毎回思う。ユーチューブただ、動画配信中なので、海外の馬好きの方にも知ってもらいたいです。 厩舎では、ここ 2、3 年でインド人の厩舎の数が増えています。 ばんえい競馬が好きで、インド以外にもいろいろなところから来てくれる人が増えたらいいなと思います。

ーー今回は金田厩舎で働く北村さんにお話を伺いました。 最初から最後まで笑顔で話す姿がとても印象的でした。 北村さんは、ここで働くまでばんえい競馬を見たことがなかったとのことですが、お話を伺うと厩舎係の仕事をとても楽しんでいる様子が伝わってきました。 今後の北村さんと金田厩舎の活躍が楽しみです!

シリーズ「ばんえい競馬の未来をつくる人たち」では、ばんえい競馬で活躍する若者たちにスポットを当てます。 伝統文化を次の世代に引き継いでいくことについて、彼らはどのように考えているのでしょうか。連載記事一覧ここをクリック。

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